今年の桜は、見事に咲いた。
あまりに満開がいっせいにやってきたので、
街中が明るくなった気がする。

2日間に及んで雪が降り続き、
多いところで80cm以上に積もった。
雪も50cmを超えると驚異だ。
ビニールハウスの骨組みもぺしゃりだ。
屋根の雪も美しい凶器に変わる。

明後日は冬至。
一年で一番早い夕暮れと、
厳しい寒波が
澄んだ冷たい空気生みだす。

この時期の晴れた夕暮れは
とにかく深い蒼が印象的だ。



冷気はいつも美しい色を醸し出す。

初霜の朝は、心躍る。
普段の植物たちを、
アート作品に変えてくれるからだ。



毎年同じなんだろうが、
毎年、美の発見がある。
野生と自然には勝てないのである。

今年も遅れてはいるが、
こころ踊る紅葉のシーズンになってきた。
やはり、複雑な色の競演。紅葉は素敵だ。

毎年訪れる場所をまわって見たが、
やはり、昨年の方が
数段きれいだったような気がする。



とにかく、今年も目の保養にはなった。